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背中の痛み, 各種症状, 背部痛 2021.07.15

背中の痛み
背中の痛み、肩こり
 

 

背中、肩こりの痛みが起こる原因

 

肩甲骨から首の間の筋肉が緊張して、血行が悪くなり、乳酸などの疲労物質が筋肉の中に溜まることで生じます。

人間の体は首だけで頭部を支える構造になっているため、その重みで首と肩、背中には負担がかかります。

何らかの理由で、血行が妨げられ乳酸が溜まって生じます。

 

また、骨格がゆがんで神経を圧迫することで、痛みが出る場合があります。

さらに、女性は男性に比べて、上半身の筋肉や腰の周りの骨を支える筋肉が弱いために、症状が出やすいのです。

 

特に更年期以降では加齢による筋骨格系の老化と様々なストレスなどの社会的背景から肩こりが増加すると考えられています。

肩がずしっと重い感じがする

 

背中、肩甲骨にだるさがある

 

寝返りをうつと痛い

 

長時間同じ姿勢が辛い

 

背中をかがめたり、反ったりすると痛い

 

前かがみの姿勢が辛い

 

 

背中の痛みの原因をチェック

背中の痛みで最も多いのは、姿勢の悪さからくる痛みが多いです。脊柱(背骨)は生理的に弯曲しており、頭の重さをうまく分散しています。

猫背や反り腰(腰部の反りが強い姿勢)、ストレートネック(首の反りが少なく、首がまっすぐになっている状態)などの姿勢不良がみられる場合、頭の重さをうまく分散できず、首・背中・腰の筋肉に負担がかかり、痛みが出てきます。

 

 

それにプラスされて

姿勢不良で病的なものは、圧迫骨折、脊柱側弯症が考えられます。

圧迫骨折は、高齢者に多く、転んだり、高所から落下した際に起こることが多いです。

「いつの間にか骨折」と言われる骨粗鬆症という老化・女性の閉経後・生活様式の関係で骨が脆くなる疾患で、日常生活の動作でいつの間にか圧迫骨折していたというケースもおおいのではないのでしょうか?

 

 

脊柱側弯症は、脊柱が左右に弯曲した状態をいい、

側弯症の種類として特に原因なく発症する特発性側弯、

生まれつき背骨が曲がっている先天性側弯、

病気と伴って起こる症候性側弯と区別されます。

 

思春期の特に女児に発症する思春期特発性側弯症が多いといわれております。

 

脊椎に沿って圧痛、叩打痛があるときは脊椎過敏症が考えられます。

原因は明らかにはなっていませんが、ストレスが溜まったり、ノイローゼになると自律神経が不安定になり、痛みが出現することがあります。

 

 他にも

背部にピリピリ、チクチクした痛みや、焼けるような痛みを感じたら帯状疱疹が考えられ、 痛みに伴い、水ぶくれ(水泡)、赤い発疹が帯状に出てきます。

水痘(すいとう)、帯状疱疹ウイルスが原因で、小さいときに水ぼうそう出た方で、加齢・疲労・ストレスなどで体の免疫力が下がり、50歳以上になると発生率が高くなります。

 

他に、内科的疾患も考えられ、気管支炎、腎盂腎炎、尿路結石など心臓・肝臓・腎臓・肺に疾患があると関連痛として背中に痛みが出てきます。

 

 

 

日常生活の予防方法

 

肩こりは、血液循環が悪くなったり、首から肩にかけての筋肉が緊張し続けると発生するので、予防には筋肉の緊張をほぐす運動をこまめに行い、血行を促すことが有効です。

同じ姿勢で作業する場合は、定期的に休憩を取り、ストレッチなどで肩や背中を動かしましょう。

長時間同じ姿勢を続けないようにし、正しい姿勢を心掛ければ、肩こりだけでなく腰痛の予防にもなります。

座っての作業が多い方は前かがみにならないよう椅子に深く座り、背骨と腰への負担を軽くしてあげましょう。

 

正しい姿勢を維持するためには、筋肉が必要です。

 

また、こりをもたらす血行不良は冷えが一因とも考えられます。冬はもちろん夏の冷房にも注意してください。

ぬるめのお風呂でゆっくり温まる習慣を続けましょう。温浴は血流アップによるこりの改善に加え、リラックス効果、更には新陳代謝の促進などの様々なメリットが期待できます。

 

 

簡単にできる対処法

ストレッチなどの軽いエクササイズ

長時間同じ姿勢のままだと、肩周辺や腰周りの血行が低下します。

ストレッチなどを取り入れ、こまめに体勢を変えるように意識することが大切です。

また、ストレスなどで筋肉が緊張するので、ストレス緩和ケアも必要です。

 

ただし、更年期女性の腰痛には、骨粗鬆症や椎間板ヘルニアなどの疾患が含まれていることがあるため、安易に更年期症状と診断をしないようにしましょう。

 

 

 

 

背中の痛みに対する当院の施術

カイマ接骨院では、患者様に適切な施術をしています。骨折や側弯症が考えられる場合など病的原因以外で、日常生活での悪い癖・姿勢不良で痛みが出ている場合、全身の筋肉・筋膜を緩め、姿勢を正常な状態に戻します。

 

身体を正しい安定した姿勢にした後、身体のバランス崩す原因となった動きやインナーマッスルなどを強化することで再発防止し、根本改善を行っています。

 

また、

早期治療・著明な筋肉の硬さがある場合、電気治療をおすすめしています。

刺激感が少なく原因となっている筋肉に電気を浸透させ、筋緊張を取り除きます。

筋肉や関節、神経に働きかけて疼痛緩和作用があり、動きにくくなった関節を緩めることにより元々の関節の動きを取り戻すことができます。