発生機序
練習量の増加で徐々に疼痛が出現するほか、準備運動不足で投球したり、ポジションが変わって遠投するようになった、フォームを変えたなどの原因から発症することが多いです。
症状および理学的検査
・肩関節の前面や後面に疼痛が出現し全力投球ができない。
・肩関節前面痛では肩峰下に痛みが発生する。
・肩関節後面痛は肩関節後方の筋、関節包が引き伸ばされるときに痛みが増強する。等・・・
棘上筋、棘下筋の筋萎縮が投球側にみられることが多いです。結節間溝の圧痛、インピンジメントテストの陽性率が高く、肩関節外施時の疼痛があります。
②ウォーミングアップに時間をかけ寒い日はホットパックで肩を温めるなどし、徐々に復帰させていきます。
③筋萎縮は筋疲労を起こしやすく筋痛、圧痛が強くなります。練習後や筋力トレーニング後に棘下筋、棘下筋の治療を行います。
発生機序
入水時に肩関節を屈曲、外転、外施から伸展、内転、内施位に繰り返すクロール、バタフライ、背泳の泳法にインピンジメント症候群が発症しやすいです。
練習量の増加によりきっかけなく発症します。
肩関節前面のインピンジメントによる疼痛のほかに、広背筋や肩甲拳筋、棘下筋、僧帽筋など肩背部の比較的広い範囲に筋の緊張を伴った疼痛が出現することと、肩関節内施時の痛みが多いのが特徴です。
インピンジメントテストが陽性、自動運動や抵抗下で肩関節を内施すると、肩関節前面に疼痛が出現します。
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