俗にいう「ぎっくり腰」、キックラセンキで、腰部捻挫ともいえるものです。
すなわち、大幹の急激な屈伸、捻転、重量物の拳上などによる靭帯、筋膜、腰神経皮板などの損傷によりおこります。時に、椎間板ヘルニアの発病時の激痛、仙腸関節捻挫などもこれに分類されます。
主な症状は運動痛
その程度は様々ですが、身体の向きを変えられないほどの痛みが出ることもあります。起立位または臥位をとっているうちはさして苦痛はなくても、この姿勢を変えることが疼痛のため困難になります。
疼痛性側湾も著明で、臥位により完全に消失することも特徴的です。腰筋の多くは片側が過度に緊張し、圧痛を証明することもあります。
●急性に痛みが出たときは現場でRICE処置を行い、理学療法機器などで炎症を取り除きますしばらく安静を保ちます。日常生活に支障をきたすほどの痛みの場合でも、簡易コルセットなどで完全固定を施すことによって痛みがその場で半減することが多いです。とにかく腰痛治療の原則は、横になって腰の緊張をとくことです。
●痛みが軽くなってからもできるだけ腰に負担のかかる姿勢はとらないよう心がけます。このころになりますとマッサージなども加えて更なる回復をうながします。
※痛みが激しいとき、なかなかなくならないときは、骨折や神経に影響のおよぶ障害もありうるので、受診してください。
「ぎっくり腰」や打撲で骨に異常がないなら 1~2週間、長くても3週間程度の安静で痛みがなくなり、スボーツヘ復帰できます。
再発予防のためには、痛みがなくなってから腹筋と背筋の強化、背筋のストレッチを十分に行うことです。
とくにストレッチは、腰椎の負担をやわらげる重要なポイントとなります。
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